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松本市でもっとも詳しい金融に関する用語の意味解説
【子どもに分かりやすい金融用語をご紹介】
こんにちは!ファイナンシャルプランナーのエレファント先生です。
はぐまつさんとご縁をいただき、定期的におカネにまつわる情報を「松本市の子どもたちに正しく伝える」ということを
モットーにはぐまつでコラムニストとして連載しております。
さて、先日はぐまつの運営の方から
「金融とかお金にまつわる内容、子ども達がわかりやすく読めるように、金融用語集みたいなのあったらいいと思います」
とのご感想をいただきましたので、さっそく金融やお金に関する用語とその意味を小学生くらいのお子さんが読んでもわかるようにかみ砕いて解説してみました。
松本市│お金・金融に関する用語解説【あ行】
●暗号通貨
ビットコインなどを代表する電子的にやりとりされる資産のこと。
円やドル、ウォンなどと違い、国が発行する通貨でないため、価値に変動が生じやすく、安定しません。
そのため、大もうけか、大損をする可能性が高く、見極めが必要な通貨。
例を挙げると、ビットコインの場合、
2012年には1BTC=1500円くらいでした。
2022年には1BTC=7770000円という価格になったことがあります。
つまり12年に100BTCを購入しておいて(150000円払って)22年にその100BTCを全部売却すると、
777000000円(7億7千7百万円)で売れるので、776850000円分の利益が生まれる。
というのが仮想通貨の価値変動をわかりやすく説明するとそういうことです。
また、現在の暗号資産とは別に、世界各国の中央銀行によるデジタル通貨発行の動きがあります。
●円高・円安
外国の通貨(ドルなど)の価値に比べて日本円の価値が高くなることを「円高」と言い、反対に安くなることを「円安」と言います。
松本市│お金・金融に関する用語解説【か行】
●外貨預金
日本の通貨「円」ではなく「外国の通貨」で預ける預金のこと。
●家族信託
高齢者等が持っている預貯金や不動産等の資産。
こちらを認知症などでご本人が財産管理ができない事態になっても家族らに託して、財産管理をしてもらう契約です。
正式名称は民事信託と言います。
今流行りの「終活」の一つで、こちらは契約なので、自身が判断能力があるうちに家族信託を結ぶ必要があります。
家族信託はまだまだ未知数の部分が多いので、専門家よく相談をして、契約内容を進めていくとトラブル防止にもなります。
●株式
企業が事業の発展に必要な資金を集めるために、応援してくれる人からお金を集めるチケットの様な物。
企業は製品を開発したり、
工場を建てたりするのに必要な資金を集めのために株式を発行します。
私たちが株式を購入するという事は、その企業に資金面のサポートをする様なイメージ。
その代わりに、資金をサポートした株主(株を持っている人)は株式総会で発言したり、
株式の保有量に応じて、会社の運営や資産の使い方などの重要な事案が決める事のできる権利を持てます。
【保有するメリット】
株式の値段は常に変化しているので、購入した時よりも高く売れれば利益を出すこともできます。
●景気
景気とは、世の中に活気があるかどうかを表す言葉で、「景気が良い=活気がある」、「景気が悪い=活気がない」といった使い方をします。
景気が良いときには、人々がいきいきと働き、多くのものが作られて世の中に出回ります。
ものが多く売れると会社にお金がたくさん入ってきます。
すると、会社は工場などを建ててより多くの商品を作るため、さらにたくさんのものが出回ります。会社がもうかると、そこで働く人の給料やボーナスもふえるので、家や車などの高いものも買いたくなります。
ものを買うとほかの会社ももうかるので、そこで働く人も・・・と、ますますみんながゆたかになります。
景気が悪いときは反対のことが起こります。ものが売れないので世の中の活気がなくなり、会社の売り上げもへります。そうすると働いている人のお給料もへるので、ますますものが売れなくなります。こんなときは旅行などの遊びに使うお金もへってきます。
松本市│お金・金融に関する用語解説【さ行】
●債券
債券とは、国や地方自治体、企業などが、市場から資金を借りるために発行している借用証書のようなものです。
債券には、大きく分けて
国や地方自治体、政府関係機関が発行する「公社債」や、
民間企業が発行する「社債」などがあります。
債券も株式と同じく証券会社で購入できます。
また社債は借金なので返済義務がある「負債」であるのに対して、株式は返済義務がない事が大きな違いです。
【保有するメリット】
債券を保有している間は、
銀行預金の金利の様に、定期的に利子を受け取る事ができる上に、
価格が下がってしまっても、
満期時にあらかじめ約束した金額を受け取ることができる事です。
●需要・供給とは?
需要とは商品を買おうとすることであり、供給とは商品を売ろうとすること。
商品の需要量(買いたい量)は商品の価格が上がると減少する。
逆に供給量(売りたい量)は商品の価格が上がると増加する。
商品の需要量が供給量よりも大きい場合には価格は上昇し、供給量が需要量より大きい場合には価格は下落する。
●総合口座
普通預金と定期預金などを組み合わせた預金口座です。
松本市│お金・金融に関する用語解説【た行】
●貯蓄預金
定められた最低額以上の残高があると、普通預金より金利が高くなることが多い預金です。
出し入れ自由ですが、普通預金と異なり、公共料金やクレジットカードの自動引き落としはできません。
●積立NISA
少額(年間40万円まで)であれば投資に対して税金がかからない制度で、投資信託の一つ。
金融商品を売買して発生した利益には本来20.315%の税金がかかってしまいますが、積立NISAを使う事で税金をかけずに済みます。
●定期預金
半年、1年、3年後など、預け入れるときに期間を決めて満期日に引き出せます。
金利が預金の中では高いという特徴があります。
●デフレ・インフレに関して
デフレ:デフレーションの略称で、
モノやサービスの値段が安くなっていく(物価が下がる)現象を指します。
インフレ:インフレーションの略称でモノやサービスの値段が高くなっていけ(物価が上がる)現象を指します。
●当座預金
主に会社が利用し、手形や小切手の支払いに使われる預金で、金利はつきません。
●投資信託
株式や債券、不動産など、さまざまな金融商品を組み合わせて商品にしたものを言い、
別名「ファンド」ともいいます。
資産運用のプロが、複数の投資家から集めたお金をまとめて投資・運用し、投資家は運用から得られる利益を受け取る金融商品となりです。
証券会社や銀行などで購入できます。
投資信託は、「販売会社」「運用会社」「信託銀行」の3つの機関が役割を分担して、販売・運用・管理を行っています。
万が一、3つの機関のいずれかもしくはすべてが破綻しても、お客様の資産が保護される仕組みが整っている事も大きな特徴です。
【保有するメリット】
少額からでも投資を始めることができる上に、
複数の企業や金融商品に資金を分けて投資するため、リスクを軽減することができる。
松本市│お金・金融に関する用語解説【な行】
松本市│お金・金融に関する用語解説【は行】
●普通預金
もっとも広く知らる預金方法です。
公共料金やクレジットカードの利用代金、住宅ローンの支払いなどの自動引き落とし、給与や年金などの自動受け取りができます。
松本市│お金・金融に関する用語解説【ま行】
松本市│お金・金融に関する用語解説【や行】
松本市│お金・金融に関する用語解説【ら行】
●利子
借りた/貸したお金に対して、
代わりに支払われる対価。
利息と利子は通常同じ意味で使われるが、借りた場合に支払うものを利子、貸した場合に受け取るものを利息と使い分けることがあります。
そして銀行預金では利息と言います。
松本市│お金・金融に関する用語解説【わ行】
松本市│お金・金融に関する用語解説【AtoZ】
●FX(エフエックス)
預けたお金の何倍もの売買ができるレバリッジという仕組みを使った「外国為替証拠金」取引のことです。
証券会社などは勧めてくることも多いが、
経験者や上級者でない限りかなり危険。
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