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「書は人なり」開運筆跡の教本を読んでみての感想をまとめてみました
「書は人なり。」
書評ライターとして年間いくつか出版社様から献本を依頼され、
書評や改善点などを出版社様と一緒に発見したり考えたりしている書評ライターかみじょーです。
今回の書評は、鈴木則子著「開運筆跡の教本」
こちらをじっくりと読んでみました。
本書のすごいところは、ただ読むだけではなく、
自分の筆跡を進化成長させるために練習ができる!というところがすごいいいなと思いました。
さてさて、今回は久しぶりの書評記事なので気合を入れてお届けしていきたいと思いますが、
「本との出逢いの不思議さを感じさせる一冊となりました。」
開運筆跡の教本はこんな方におススメです
本と人の出逢いとは、人と人の出逢いとよく似ており、
「その人が出逢いたい何かしらに出会える心や身辺の準備が整うと必ず巡りあわせが訪れる。」
スティーブチャンドラーの名著「自分を変える89の方法」の一節に
という言葉がありますが、
まさにたまたま見たサイトや雑誌、テレビ、または書店でたまたま手に取った本が
あなたにとっての「人生の指南書」となり得るのかもしれません。
今回この書評記事を読まれているまだ見ぬ誰かも、もしかしたら今回ご紹介する
「開運筆跡の教本」が人生の指南書となるのかもしれない、そんな願いを込めて今回は書評を書かせていただきます。
さて、「開運筆跡の教本」はこんな方におススメしたい!と読了してみて私は感じました。
✔自分の思考や生き方で身についてしまった癖や習慣を見直したい方
✔我が息子の筆跡をもっと彼ら彼女らの将来につながるような筆跡に成長してほしい親御さん
✔自分の筆跡が好きではない、または今書いている筆跡は本来の自分の筆跡ではなく、
もしかしたら出逢いや鍛錬、学びによってより良い筆跡に成長できるのでは(成長したい!)と
思われている方
✔自宅で筆跡について練習をしてみたい方、自助努力で筆跡を変えてみたい方
などにおススメな一冊となります。
「開運筆跡の教本」を読んでみての感想
まずこの一冊を手に取ったときに何故「教本」なのだろう?
と思いました。
読み進めていくにつれてこの一冊が教本である理由とその意義を深く感じました。
上記のように開運筆跡の教本の構成は、
1.「田」だったり「山」だったり「様」だったり、日常よく書く文字の開運筆跡の見本と
練習スペースが設けられています。
2.簡易的ながら、「田」という文字の書き方でわかる金銭運、
「木」という文字の書き方でわかる愛情運などのセルフチェックができます。
3.筆跡心理学とは、筆跡を学び育てる上でのエッセンスがいたるところに記載されています。
鈴木則子さんがこれまでの人生や学びを通じて大切にされている珠玉の格言を読みながら、
自身の筆跡練習をしていける一冊。
ただ機械的に筆跡練習を反復してもそれは心にまで落ちてこないただの作業になってしまいますが、
その折々に書かれている格言をかみしめながら、
「最近がんばっている自分をもっと褒めてあげよう!」とか
「学ぶことって何歳になっても大切なんだな!」と考えながら、自分を震わせて
一筆一筆心をこめて練習するからこそ、それが自分の血となり肉となる、
地に足がついたような自分の筆跡として身についていくのだなと感じました。
少し鈴木則子さんの格言をご紹介していきます。
「開運筆跡の教本」を188%活かす方法を考えてみました
心を育て、自身の筆跡を俯瞰する事で、「私」という人間を内観し自己対話するような時間。
まさに「開運筆跡の教本」を読み、筆跡の練習をすることは私にとってはそのように感じる豊かな時間となりました。
せっかくなので私なりに感じた「開運筆跡の教本」をフル活用するための方法をご紹介していきます。
1.練習欄は本書にそのまま書き込むのは非常にもったいないのでコピーして使う
2.定期的に自分の筆跡セルフチェックに活用する
3.せっかくなので、だれかに直筆の手紙を書いてみる
4.自分と対話する時間を設けて、寝る前でも朝起きてからでもその日に気になる文字を
9回練習するような習慣をつける
まずは開運筆跡の教本から最も感じた部分は
「自分を切り拓く筆跡とは常に進化成長するものであって、今の私の筆跡がベストだ!」ということはない。
常に練習をしていきながら、人生や仕事や人間関係やお金の巡りやご縁について想いを馳せてみることで
人はどのような環境であっても何歳であっても自己進化、自己成長できる。
という部分です。
また筆跡を練習していって前より自分が好きな自分の筆跡となったように感じ
「あぁ、せっかくだからこの筆跡でだれかにお手紙を書いてみよう!」
なんて思いました。
昨今はスマホやらLineやらでデジタルな意思疎通が多くなってしまいましたが、
直筆だからこそ伝わる人の温かみや想いってあるよなと思いかえすことができました。
「開運筆跡の教本」著者・鈴木則子さんについて
日本筆跡学院の学院長もされていらっしゃる鈴木則子さん
日刊スポーツにて、巨人の赤星優志選手の筆跡診断もされています。
今回読ませていただいた「開運筆跡の教本」の著者、鈴木則子さんについてです。
・日本筆跡心理士協会 理事長
・ 日本筆跡学院 学院長
・ 感性総合研究所々長
・ きらり塾々長
・ きらり道「表現教室」塾長
・ 筆跡心理士養成講座 主宰
( 東京本校・京都・大阪・仙台・津山・松本校 )
・ 株式会社ラッキーコーポレーション取締役
1996年
http://www.kirarinet.net/profile/
「筆跡診断士養成講座」開講。
2002年
CD「心の旋律(しらべ)~いのち輝かす人生のために~」リリース。
2004年
「きらり道 表現教室」世田谷本校にて開塾中。
2006年
「図解幸運を呼ぶ『筆跡術』」講談社α文庫より出版。
2009年
日本筆跡心理士養成学院(現:日本筆跡学院)」設立。
現在「人間学」を基本に、各企業で教育研修・講演をする傍ら全国各地で教室を開催し、多くの筆跡心理士を輩出している。
今回の書評まとめ
「書は人なり」という言葉から始まった今回の書評でしたがいかがでしたか?
読み終わってみて感じるのもやはり「書は人なり。」
でした。
自身が何かしらの想いをこめてしたためた筆跡には想いや力、そして筆を走らせたその瞬間の熱意や風景、流れていた音楽などがまるでタイムカプセルのように詰め込まれ、残っていきます。
書とは自分の分身であり、相棒であり、生涯の最後まで人生の旅を共にする仲間であり、身内なんだなと
改めて感じました。
身近な存在だからこそ、当たり前のように存在し当たり前のように日々書いていた筆跡。
この人生の相棒を育てていくことは自身が成長する礎、そのものなのだなと感じ、
なんだかとっても前向きな気持ちになり今回の書評を書き終わることができて、
とても嬉しい気持ちとなりました。
また次回も素敵な書籍さんとの出逢いを書評としてご紹介していきたいですね。
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