【ねんざの手当て】
・足のねんざの場合まず靴を脱がせます。腫れがひどくなってからだと脱ぎにくくなります。
・冷水でしぼったタオルか氷のうで患部を冷やします。なるべく安静にさせましょう。
・患部を高くした方が楽なようなら、枕やたたんだバスタオルなどをあてがって高くします。
※注意
もんだり、無理に曲げてはいけません。腫れや痛みがだんだん酷くなったり、いつまでもとれないときは副木で患部を固定し受診しましょう。
【脱臼したら・・】
子供に多いのは、手を強く引いたときに起こる肘内障です。(亜脱臼の状態)
腕をだらりと下げ、動かさないのが特徴です。
・もっとも楽な形で三角巾(なければ風呂敷を三角に二つ折りで代用)などで固定します。
・冷湿布をします。既製の氷のうがあれば便利です。
・整復は必ず専門家の手で。無理をすると血管や神経を痛めてしまいます。
【骨折かな?っと思ったら・・】
次のような症状があったら骨折を疑います。応急処置をして早めに受診します。
・ケガをしたところが不自然に曲がっている。腫れている。
・痛くて動かせない。
手当ての仕方・・・
・外傷がある場合は、まず傷の手当です。(傷・出血の欄参照)
・手足の場合は副木で動かないように固定します。緊急の場合は周囲にあるダンボール、週刊誌、折り畳み傘などを利用します。副木と体の間にはタオル、衣類などを当てるといいでしょう。
・固定できたら病院へ。
※注意
少しでも骨折が疑われるときは、歩かせたり動かすのは禁物です。「動くから骨折ではない」は誤りです。