コスメコンシェルジュの三好真梨子です。
化粧品を輸入している会社に勤め、不定期ですが店頭でも販売に立つこともあります。
そのなかで、出産や子育てを機に化粧品選びを考えるというお話をよく耳にします。
化粧品選びをライフスタイルに合わせて変えていくことは良いことだと思います。
ただ、安易にナチュラルなものなら良いと思っていると、失敗してしまうことがあります。
そこで、コスメコンシェルジュとして気を付けたいポイントをご紹介したいと思います。
ナチュラル=肌に優しいはちょっと間違い
ナチュラルコスメと言っても、幅広い範囲があります。
ミネラルコスメもナチュラルコスメのカテゴリーに属していますし、植物成分を使用したスキンケアだってナチュラルコスメです。
ナチュラルコスメの中でも、特に植物成分を使用しているコスメは注意が必要です。
植物の生きる力がふんだんに入ったナチュラルコスメは、人によっては成分が合わない方もいらっしゃいます。
購入の前に店頭で試す、もしくはパッチテストなどをお勧めします。
ナチュラル=安心もちょっと間違い
ナチュラルだから安心と疑わないのは、ちょっと問題です。
しっかりとナチュラル由来の防腐作用や酸化防止作用のある成分が入っているか確認しましょう。
防腐作用や酸化防止作用のナチュラル成分が入っていても、安心してはいけません。
ナチュラルコスメは、とってもデリケート。
保存状態にも気を遣いましょう。
高温多湿になる場所は避けて保存し、開封期限内に使い切るようにしましょう。
開封期限は、それぞれ商品によって違いますが、大まかな目安は
クリームやリキッドなど水分が多いものは開封後12ヶ月
チークやアイシャドウなどパウダーのものは開封後24ヶ月
これを過ぎてしまったら、潔く捨てるのがお勧めです。
ナチュラル由来酸化防止剤・防腐剤の例
一部を紹介すると、一般的には下記のようなものがあります。
ダイコン根エキス
トコフェロール
ヒマワリ種子油
チャ葉エキス
※ただし、商品によって保湿効果など異なる目的で配合されている場合があります。
無添加=安心もちょっと間違い
無添加コスメも良く聞きますが・・・
何が添加されていないのかをしっかり確認しましょう。
日焼け止めなどで、紫外線吸収剤不使用というのは、成分的には安心できるかもしれません。
紫外線吸収剤は、科学的な成分ですし、環境ホルモンと言われている成分も存在します。
そういった成分の無添加なら安心ですが、防腐剤などの無添加には注意が必要です。
防腐剤や酸化防止剤が入っていなければ、それこそ開封してからの取り扱いに気を遣わなければなりません。
出産や子育てを機に化粧品選びを考えられる方へのアドバイスまとめ
出産や子育てを機に、お子様についてしまっても安心できるものを使いたいとの想いから、化粧品を見直す方が多いようです。
お子様に良いものはもちろんですが、ご自身にとっても良いものを選びたいですよね。
ナチュラルだから、無添加だから安心というわけではないので、しっかりパッチテストなどをしてお買い求めください。
三好 真梨子
美容関係の会社で働き始めてから、トータルビューティーに興味を持ち、コスメコンシェルジュ、サプリメントアドバイザーなど資格を保有している。
30代女性の毎日をカラフルに彩るような様々な情報をブログcolorful daysで発信中。
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