妊娠初期は、おなかの赤ちゃんの臓器が作られる大切な時期ですから、くれぐれも慎重な生活を送ることが必要ですね。
流産の確率は15%程度と言われ、100人の妊婦さんがいたら12~20人くらいの人が流産してしまいます。原因のほとんどは染色体異常などの避けられないものであり、決して「あの時無理をしたから」ではありません。
切迫流産
切迫流産は出血やお腹の張りや腹痛など流産の兆しはあるけど、子宮頸管はまだ閉じていて妊娠継続が可能な状態です。超音波検査で赤ちゃんの心拍をみて、 赤ちゃんの心拍が確認されれば、出血があっても流産する可能性は3%しかありません。 妊娠初期に出血があったママさんは20%もいるから安心してください。
何よりの治療は安静です。
流産
妊娠22週未満に、子宮の中で赤ちゃんが死亡したり、育たなくなって、妊娠が中断することです。
初期流産の原因は受精卵の染色体異常が6割~7割。赤ちゃん側に原因があります。
自覚症状は出血と下腹部の痛みです。
つわり
つわりは吐き気や嘔吐に代表されますが、その他にもだるい、眠いなどいろいろな症状があります。症状がさまざまなら、程度もさまざまで、つわりがない人や産む苦しみよりつらかったという人までいます。
何も食べられず吐いてばかりいても、赤ちゃんに影響があるわけではありません。心配せずにおさまる日を待ちましょう。