みんなで楽しく、おいしくいただくため、そしてまわりの人たちに迷惑をかけないためにも、基本をしっかり知っておきましょう。 「いただきます」と「ごちそうさま」 「いただきます」は食べものの命や、作ってくれた人への感謝の気持ちを表すことばです。食事のたびに手を合わせ声に出すことで、大人も子どもも食べ物への感謝の気持ちが芽生え残すことも少なくなります。 「ごちそうさま」は漢字では「ご馳走さま」と書きます。作る人が走り回り食材を揃へ、多くの人々の協力でお料理が出来るのです。そのお料理を食べ終わった時に「お料理ありがとう」という気持ちが「ごちそうさま」に込められています。「いただきます」と「ごちそうさま」の意味をしっかり子どもたちへも伝えていきたいですね。 食事中の楽しい会話 昔は黙っていただく事が礼儀にかなっていると言われましたが、近年はおいしくお食事をするためには「楽しい会話が必要」と言われています。 テレビは消しましょう。テレビを見て食事をすると会話もなくお食事もしっかりいただけません。お食事の時間は大切なコミュニケーションを取る時間と考え楽しい会話を心がけましょう。「今日はこんな楽しいことがあったよ!」という会話のある家庭は子どもに必ず良い影響を与えます。 和食のマナー 私たちは和食は日頃の生活でいただいています。 はしのあつかいは? 器の持ち方は? あらたまった席で迷うことのないよう日頃から正しいマナーを知って実行してくせにしておきましょう。親が見本を示すことも大切です。 美しいいただき方 受け手はしない。 器に口を近づけない。 料理は真ん中から食べない。 ひじをつかない。 口にものが入っているときは話さない。 正しい箸の持ち方 一本箸を、親指、人差し指、中指の3本の指で鉛筆を持つように持ち、自由に動かしてみる。 もう一本の箸を、親指の付け根に入れ、薬指の上に乗るようにする。 上の箸のみを動かし、箸の先を合わせる。 美しい箸の取り方、置き方 右手で箸の真ん中より少し右の所を上から取る。 左手で真ん中を下から受けるように持つ。 右手を箸の上を右に滑らせるように動かして、そのまま箸の下へ動かし、下から持つ。 置くときは123の順番の逆にする。